焼き付けろ

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先週の連休の最終日、朝マックからの帰り道でげくが変なことを言い出した
「ほこりとか目に入ってても全然気にならなくなってきた」
「え?だってゴロゴロシバシバするし気持ち悪くない?」
「そういうのは全く感じない」
「え??じゃあどうやってゴミが入ってるってわかるの?」
「視界に、もやっと筋が入るのでわかる」
「え???まつげとかホコリが目に入っても私は見えないよ?」
「見えるものは見える」
「人の体のことだから断言はできないけど『普通は』見えないと思うよ・・・」

と、それで一旦その話は終わったのですが、翌日の月曜日に神妙な顔で
「眼科に行こうと思う」と言うので、どうしたの?と聞くと
視界の中のゴミが増えてきた。飛蚊症?かな?と。
確かに加齢や近眼の人はなんていうのかアメーバー的なものが常に視界に漂ってたりするのですが、それが増えてきたらしく、病院嫌いのげくにしてみてもちょっと気になるぐらいらしい。白い紙を見ると黒いツブツブが無数に見える、とかもう異常事態ですわ。はやく診てもらった方がいいよ!と火曜日の朝一度電話してから行くことに。

火曜日
なんか白くモヤがかかってきて見えない部分がでてきたらしい。
眼科に朝つれてって私は会社に戻り。
昼過ぎにやっと診察が終わったらしく電話があった。
「どうだった?」
「だめだった」
「え?というと?」
「網膜剥離 手術しないといけない」
ひえっ・・・
んでそこはレーザーしかやってなくて、げくの場合レーザーだけだとちょっと追いつかない症状みたいで別の日帰り手術ができる眼科を紹介してもらった。

水曜日
紹介してもらった眼科へ。
そうこうしてる間に視野は半分ぐらい白く見えなくなってたらしい。
木曜日に手術しましょう。一日でも早いほうがいいけどこのご時世なのでちょっと入院やらはスムーズに手配できないかもしれない。とのこと。
絶対安静にしといてください。という指示で会社はお休み。

木曜日
昼過ぎに自宅へ迎えに行って病院へ。
上司から「付添しなくていいの?」と聞かれたけど全身麻酔するわけじゃないから大丈夫でしょ、と。
5時ちょいすぎに終わったとのことなのでお迎えに。
マスクした上、左半分をガーゼで覆われて顔1/4しか見えてないげく登場。
たくさんレーザーを打って網膜をくっつけて穴が開いてるところをひと縫って、空気を入れて一応無事終わったらしい。
今日一日は寝るときもなるべく体(上半身)をまっすぐ起こしておいて欲しいとのこと。

金曜日
術後診察1回め。
眼帯はとれたらしいが、まだ見えないらしい。空気が抜けるの待ち。1週間ぐらいかかるのかな。
見えないのに目が開いているのが鬱陶しいので眼帯をかってきてくれ、と頼まれています。

土曜日
明日も朝病院へ診察へ。んで2回めのワクチンも受けに行く予定。

という慌ただしい一週間でした。
そもそも視界に筋が見える、と言い出したとこからおかしいんですよね。
最近言いだしたら聞かないもんだから適当に相槌打って話を流す事があるんですが、体の事はちゃんと聞いとかなきゃいけないなと反省しました。