ちょっと落ち着いた

誰かに直に話すのはまだ無理そうだけど出力しといた方がいいかなと思った。気持ちの整理を兼ねて。
 
やっぱり休みで良かった。
いろいろ考えてしまって辛い時間ではあるけど、それもまた大事な事だ。

しょうがないよ、と言われるだろうけど、病気に対して自分の認識が足りなかった。病院いって薬飲めばなんとかなると思っていた自分が甘かった。

あとは1年間どれだけ癒されて和んで楽しかったかを痛感。

一昨日はごめんと言ったけど今はありがとうとも言いたい。

いや私の為に生きてもらった訳では無いんだけど。
猫さんも楽しく生きてもらえただろうか。

昨日まではただただ悲しくてスイッチゆるゆるで何かしてないとすぐ涙出てきて嗚咽でひどい頭痛だったけど、だんだんそれが薄れていくと今度は喪失感が半端ない。

猫さんは動物霊園の人にひきとってもらった。私はママンに着いてきてもらって一緒に行くつもりだったけど、その道中が切ないからやだってママンが引き取りの電話を入れてくれた。供養の費用も持ってくれた。ほいで黒いスーツをきた20代のおねえさんが来てくれた。この人は休みなのにこんな辛い仕事するの大変だなぁと思うことにして我慢した。そいで段ボールに猫さん入っててもらったんだけど、向こうの人も念のため箱もってきててそれもまた段ボールだった。気分的にはなにかもうちょっと立派な箱だったら良かったのに。移し替えても段ボールかよって今思った。

今日は家族はゴルフに出かけて一人で留守番なのでママンが「あんた一人で大丈夫?」と心配してくれた。ママンはどうだったのかな。私の手前があるのか、ひどく落ち込んでいるようには見えない。弟に関してはむかつくほど、ほんとむかつくほどに無反応。全く無反応。それでもいいけど。

ママンは10日前ぐらいから新作の油絵を描いてて猫さんがモデル。描くと猫って漢字似てるね。それを見るとまた切ないんだけど、昨日も描き進めてた。
参考にする為に撮った写真をA4の大きさに印刷してるんだけど、私が部屋に入っていくとさっと裏返された。それもまた切ない。

猫を飼うという事に対しての拒否感には今のところ繋がってないと思う。
しばらくは無理だろうけど。でも冷たいとか人でなしとか言われてもこの喪失感をなんとかして埋めたいと心のどこかで思ってしまっているのも事実。

必要以上に感傷的にならないように(自分が辛いから)、ずーっと前に書いた気がするけど、自分で自分を盛り上げて勝手に感動して悲しくなるのはいやだから静かに感謝と謝罪と慰霊の気持ちだけを持ってすごそう。


ぴざさん、コメント改めてありがと。エントリも読んだよ。
ペットを飼う、というか一緒に暮らすとほぼ必ずその死を体験しなきゃいけないんだよね。何の為にペット飼うのかなぁっていうのも少し考えさせられたよ。

それからりさにもいろいろ話聞いてもらって楽になった。ありがとう。

げくもありがと。
2009.09.21 Monday 10:55 | comments (2) | - | りやる
Comments
こんにちは。
なんて声かけていいのか分からないまま時間が過ぎてました。
時間があると色々考えてしまうね。
しんどいけど感情は吐き出せるときに出しておいたほうが、今はまだ辛いけど前のことを考えるのに必要なのかなと感じます。
ブログの内容からも猫さんの愛情を感じられて大切にされてるんだなと思っていたので、猫さんは家族の一員となって楽しく過ごせていたのではないのかなと思います。

喪失感というものはとても怖いので、何らかの形でゆっくりでもいいから少しずつ埋めていけたら…と心配です。
のこされたものは、そういう生き方や選択を知らなければ自分が潰れてしまうこともあるのかなと思うので…。

猫さんには私も癒されてて優しい気持ちにさせてもらっていました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
さと | 2009/09/23 05:54 PM

さとくんありがとう。そう言ってもらえると嬉しいっていうか、ほっとするというか、落ち着きます。
一方的に辛い話を不特定多数の人が見るところに上げるのって、精神的テロみたいであんまり良くないとは思ったのですが、心のどこかでは誰かに見て欲しいという部分があったんだと思います。

なんかこうよく聞く話ではあるんだけど、ちょっとした視界の端とかに動く物があると「あ」って思っちゃうのが悲しいです。でもそれよりも段々自分も落ち着いてきて段々と過去の出来事みたいになっていく感じがして今はそれが切ないです。でもそうやって穴に蓋をしつつ過ごして行くんだろうなぁとも感じています。

凹んでる人に声かけるのってほんと勇気いるよね。ありがとう。
whim | 2009/09/23 07:50 PM

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