母は強し

 
前半が暗い話なので注意。
 
私以上に凹んでいたママンが見ていてかわいそうでどうしたらいいんだろうと思ってました。
病院を変えてからの通院を仕事があるからってママンに任せてしまったのが悪かったと思う。
中に何かありますという診断、エコーの写真、そして触診までさせられ、
金曜日は病院へ連れて行き、音沙汰のないまま昼過ぎまで待って、また病院へ行き、そこで中の最悪な状態を宣告され、

そしてその上最期にも立ち会えず、どうぞ、と通されて見せてもらったのは手術台にそのまま(とは言っても傷口はさすがに塞がれてたけど)の格好で仰向けに乗せられて息絶えた姿。先生も多少動転していたのかもしれないけど、いくらなんでもあれはひどすぎる。その場ではショックでしかなかったので先生を責めたりはしなかったけど、あの光景はもう目に焼き付いて離れない。

ママンと二人、車の中で「もう猫は飼えない。こんな辛い思いは二度とごめんだ」と話しました。

その後も憔悴して見るに堪えない感じで。ほんとごめんなさいって言ったら「自分も(飼うことを)望んだ事だからそれはいい」とは言ってましたが辛そうだった。

そして今朝、休みなのに早起きしてごそごそしてたから眠れないんだろうなと思いつつリビングに行ったら「眠れた?」と聞かれたので「うん。まぁまぁ」という会話の後に「私、きめた」と。

「な、なにを?」
「ジュニアを探すことに」
「(゚д゚)は?」

素で何言い出しただよ…と思ったんですが、良く聞いてみたら、昔ロシ男を買ったホムセンでそっくりのロシがいたので多分兄弟じゃないかなぁという話があったんですが、そういう兄弟を探し出してみせる、という事らしい。

胸が苦しくて眠れなくて悩んでる間に、最後はとうとうなぜか逆ギレして、今度こそ自分も猫の事を勉強し、定期検診で信頼のあるお医者さんにつれてってきっと長生きさせてやるって思ったらしい。

私の誕生日か、母の誕生日かそこらにきっと…。という話。


そこまで前向きな考えをしてくれてるとは嬉しくて。
うんうん、いいよ、いいよって大賛成しました。

正直私よりメンタル弱いんじゃないかと勘ぐってましたが全然、全然そんなことはなかった。さすが。母強い。

私が平気そうなのはスイッチのオンオフが上手になっただけの話でした。

まだまだ悲しいし寂しい日は続くけど、ひとまず安心した。

という話。

んでさっき動物病院から花が届いた。
どうもありがとうです。
2011.03.20 Sunday 09:57 | comments (0) | - | りやる
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