ピアスと私

ぴざさん風タイトルその2。ほんとにだらだら無駄に長いので興味がある人はどうぞ。ピアスポストの金属アレルギー回避策についてです。
ピアスを開けてから10年ぐらい経ちますが(ピアスを開けるって言葉おかしいですけど…)、アレルギーとか全然ないと思っていたのに最近ちょっと重さのあるピアスとか、材質が不明確なポスト(耳に刺す部分ね)だと、2,3日でカイカイになってきてかぶれてしまうようになりました。

元々スタッド式(釘みたいになってるやつ)はあまり好きじゃなくてフック式ばかり使ってたんですがフック式でもダメな時はダメ。

ちょっと調べてみるとニッケルが使われている場合、汗と反応してイオン化してアレルギー反応を起こしやすいと言われているようです。
ほんで反応しにくいと言われている銀とか白金とかでも起こる人は起こるわけで。いちどアレルギー反応が起こると、その金属はもうダメになっちゃうんですね。


耳たぶが痒くなってほっとくと熱を持ってきてじゅくじゅくしてきます。
それでもほっとくとなんか汁が出てくるんですよ(;´Д`)
そして耳たぶはその金属を体外に出そうとして肉芽がでてきたりします。
こないだかなりヒドイことになって首筋ぐらいまで痛くなってきて…

そうなったらピアスハズしとけばいいんですが、ピアス無しで治るまでおいておけば穴塞がっちゃうのは確実。

金属アレルギーを起こさないピアスポストとしては、医療用のサージカルステンレスを使ったもの、あとは樹脂やセラミックを使ったものがあります。
樹脂ポストは結構調子良いんですけどデザイン的にあまり良い物がなくて、なかなか気に入ったものが見つからないのが難点。

でもまぁそんな事も言ってられない状況だったので適当に買って、イタタタタと言いつつ耳に刺しといたら1日経った頃にはすでに腫れが退いてました。
樹脂ピアスが凄いというか、金属アレルギー恐るべし。

結局ポストの材質を気にしているといくらかわいいデザインがあっても付けることができないというがっかりな話。

樹脂ポストだけを手芸店で購入してトップだけ付け替えるとか考えたんですけどめんどくさいし。んでふと思い出したのがポストカバー。
ポストを樹脂でできたカバーで覆うというもの。でもポスト部分が太くなりすぎるし、スタッド式にしか対応してないから却下。

その次思い当たったのは樹脂コーティング。透明のマニキュアみたいなのをポスト部分に塗って乾かせば金属が直接肌に触れることはなくなるから大丈夫って事です。これはナイスだと思ったのですがドラッグストア等で見かけた事ないし、300円ぐらいの商品をわざわざネットで買うのもどうかと思うし、普通のマニキュアで代用するかなあとも思ったのですが、そいうのが肌に長時間触れてて大丈夫かどうか不安だったのでここで一旦思考がストップ。

んでポクポクチーンと思いついたのが「液体絆創膏」の存在。
事務仕事多い人は必ず経験あると思いますが、紙で指とかスパっと切っちゃう。そいう時この液体絆創膏(私は「エキバン」という商品を使ってます)をちょいと塗っておけば関節部分でも絆創膏みたいにごわごわしないし、水に濡れても平気なスグレモノ。見た目は透明なボンド。匂いもボンド。ホントはただのボンドじゃねーの?って感じです。

これなら傷をカバーする目的で作られているものだし大丈夫だろうと信じて実験してみました。ただエキバンはかなり粘度が高いのでキレイにコートするのが結構難しくて、最初は盛りすぎて太くなりすぎたり、指がエキバンだらけになったりと悲しいことに。

やっと到達した割とキレイにコーティングできる方法は、コンパクトミラーとかガラス面にエキバンをにゅるっとちょっと多めに出して、そこにホスト部分を浸す感じで。ピンセット使うとやりやすいです。ミラーに余ったエキバンは乾いたらぺりっと剥がして捨てて下さい。

スタッド式ならもっと簡単で、良く洗ってからそのままダイレクトにエキバンのチューブにずぶっと突っ込んで引き抜けばOK。

んで、まぁ小一時間もあれば乾いていると思います。
これで完成。スタッド式の場合はキャッチが金属製できつめだとコートが剥がれてしまうかもしれないので樹脂製のキャッチ使用をおすすめ。

もちろんこれで完全にピアスホールのトラブルが回避できるわけではなく、日頃のお手入れも必要ですが、金属アレルギーに困っている人はやってみてもいいかもしれません。エキバンに対してアレルギーがある人もいないとは言い切れないのでパッチテストはやったほうが良いかもです。

という感じで今のところシルバーでもニッケルでもどんと来いな雰囲気です。
2006.11.24 Friday 10:13 | comments (0) | - | りやる
Comments
Post a Comment.